2024.01.1718:35
昨日の出来事
どうも、イエロー担当のなしのきです!
昨日の夜、ひやひやすることがありました。
夜の22時頃、一段と冷えきった風を受けながら、抗うようにマフラーに顔を埋めて歩く帰り道。
レコーディングの作業がまだまだあるから、いつもより少し早歩き。
家に着き、鍵を開けて中へと入る。
ギターを置いて、さあ始めるぞと意気込んだその時、僕は気づいてしまったのだ。
今この家に水分がないということに。
残された時間は夕食やお風呂を考慮するとタイトなものだ。
お水2Lを2本買いに近くのコンビニへ急いだ。
走ったのだ。人通りの少なくなった道を、コンクリートをしっかり蹴って。
コンビニに着き、意外と息が上がっていないことに喜びを感じたが、決して顔には出さない。大人だからだ。
無事に会計を済ませ、ペットボトルを両脇に抱えててまた走り出す。
街明かりが消え、街灯がスポットライトのようだ。
玄関まで着くとさすがに息が上がっていた。だが決して顔には出さない。大人だからだ。
中へ入ろうと鍵を開けようとした時、僕は気づいてしまったのだ。
「鍵がない!!!!!!」
「いや、そんなはずはない。ポケットをよく探せ!」
パーカー、ズボン、上着、全てのポケットを4,5回ずつ探したが、見つかるのはスマートフォンとイヤホンケースだけ。
「人生で一度だっけ鍵を無くしたことないんだぞ!」
「落とし物をするなんて、ねぎまじゃないんだから。。」
落胆と焦りが同時に襲った。
決して顔には出さない僕がさぞ顔に出ていたことだろう。
コンビニまでの道に落としたことは明白なので、ドアの両脇に狛犬のように水を置いて、急いで探しに向かった。
ゆっくり歩いて目を凝らした。暗い道を注視しなければいけないためであって、決して走り疲れたわけではない。
コンビニの少し手前で無事に見つかった。
ゆっくり歩いて一歩ずつコンクリートを踏みしめて家に帰った。今度は落とすまいと鍵と思いを右手にしっかり握りしめて。
急がば回れ。まさに僕のことだ。
さあ、やたら長ったらしい文章を綴っていたら腹ごしらえが終わった。
今日も作業頑張るぞ!